イタリアの人間国宝
マリアーニさんが手がける唯一無二の輝き、神秘の世界
「職人の前に、一人の石好き。」例えば1つの道を極めようとする人が、その全ての工程に自分が携わりたいと思ってしまうのは自然な流れかもしれない。
凄い人というより、まさしく彼は、夢中になって好きな事にのめり込んでいると言ったほうが、ピッタリな気がします。
現地の鉱山まで赴き、一つ一つ原石を太陽やライトに翳しながら個性というべき形や感触を吟味していく、まだ見ぬ可能性を探している時の表情は、まるで少年の様だと言う。
芸術家とも言える拘りは、イタリア一のカット職人、人間国宝とまで呼ばれるマリアーニさんが、独自の研磨剤の開発に成功した時から始まったそう。
門外不出の研磨剤には研究を重ね、独自の配合と材料を持ち合わせている。
さらに同じカットの宝石は二つと存在しないという徹底ぶり。
ルーブルやミラノ、ローマを始め世界的な美術館の知人やコネクションも多く、
実はLIENとマリアーニさんを繋げてくれた紹介者も元はローマ美術館館長の紹介だった。
ちょうど二年前、日本での独自販売権を得たLIENとも、今思えば同じ石好きが通じ合えたからなのだろうか、不思議なご縁を感じます。
誰にも真似できない宝石の輝きと素晴らしさを最高に引き出してくれるのは、
この石好きの信念から生まれる神のわざと言えるのでしょう。